※このブログは、亡き愛犬らんを偲び、残された動画を元に自戒の念を込めて綴ったものです。
この時の動画からブログを編集していて、自分自身に強い嫌悪感を覚えます。
カッコばかりつけ、本当の事実を述べていない詐欺師野郎だからです。
こうなったのも全てボンクラ飼主である私の責任です。
らんにはとてもいたたまれない気持ちしかありません。
柴犬を介護するみなさま、どうかこのダメ飼主を反面教師として今一度、愛犬と向き合ってみてください。
詳しくは本編をどうぞ。
こんにちは、きのじーパパです。
らんは2020年1月9日天国へ行ってしまいました。
らんとの楽しい想い出を振り返りブログに綴っています。
らんの動画や写真を見ながら、楽しかったあの頃、引っ越してからの辛そうな1年を想い起こしています。
らんはこの頃推定15~16歳のシニア柴犬です。
らんのプロフィール
一時はショックから写真も動画も見ることができませんでした。
最近では、不本意に死んでいったらんに少しでも報いるためにも、過去の動画を振り返っています。
前回の記事⇒16歳のシニア柴犬らん｜認知症や体力低下が急加速しています
らんの動画の撮影期間は、らんが虹の橋を渡るまでの1年間と短い期間です。
引越し後の1年間は、らんの老いて具合悪くなっていく辛い姿ばかり見て過ごしました。
らんを預かってから2年ぐらいはとても元気で走り回っていました。
その頃より、もっとたくさん撮っておけば良かったと後悔しています。
まさか、記録を撮りだして1年で逝ってしまうなんて夢にも思わなかったので。。
今、こうして記事を書き、らんの動画から１枚づつスクショを取り改めて想います。
1月9日にらんが亡くなってから10か月余りが経ちますが、愛おしさは増すばかり。
らんを不本意に死なせてしまった罪に対して、ウソをつかず素直に認め、向き合っていこうと決めました。
不甲斐ない飼主であることを認めます。
らんの死を無駄にはしたくありません。
今後私の生き様を見て、できればらんが心から許してくれること。
そして、愛するらんと共に気持ちを共存しながらずっと生きていけたら本望です。
らんちゃんボンクラで非情な飼主でした、ほんとうにごめんなさい。
今回は、「16歳のシニア柴犬らん」らんが寝たきりになりました。という動画を振り返りながら話をします。
シニア柴犬を飼ってる皆さま、とても難しいことですが後悔の無いよう愛犬と向き合ってあげてください。
※この記事の動画は本文最後に紹介します。
もくじ
16歳シニア柴犬らんが突然立てなくなりました
柴犬らんがもうすぐ寝たきりになるかも知れない。
そうは覚悟はしていたものの
その時は突然やってきました。
それは2029年12月28日の夜です。
この時は突然と言っていましたが実はちゃんと布石があったのです。
のち詳しく説明しますね。
らんは自力で起き上がることもできません。
捻転動作・症状も激しいです。
支えても無理、いずれにしても歩くことは不可能となりました。
そして、らんはついに寝たきりになりました。
実は、らんを三日三晩も施設へ預け、夫婦で旅行へ行った帰り引き取ったその夜の出来事だったのです。
取り返しのつかない失態をしでかしてしまった。
らんはどれほど心細く寂しかったことか。。
以来ずっと前庭疾患と激しい捻転発作を繰り返しています。
最悪の飼主。
今こうして書いていて自分自身が腹が立っています。
らんの辛そうな表情がいたたまれない
この時は、毎日繰り返される夜鳴きや捻転発作も激しく、対応に追われ動画の投稿どころではありませんでした。
あたりまえです。
自業自得。
辛そうならんの表情。
かかりつけの病院も変えました。
食事や睡眠薬など医師と相談し試行錯誤を繰り返します。
明らかに、問題（症状・病気？）のある表情です。
こんな顔のらんは見たことがありません。
このように激しい捻転が続きます。
捻転発作が起きない時間の方が短いぐらいでした。
睡眠薬は現在では「フェノバール」を服用。
今までと比べ、夜鳴きケアにはそれなりに効果があるようです。
何もできなくなったシニア柴犬らんをどう支えるべきか
何もできなくなったシニア柴犬らんをどう支えていけば良いでしょう。
らんの気持ちに今までも寄り添えなかったのに、どうやって今後はサポートするべきなのか。
水が飲みたいのか、お腹が減ったのか。
うんち・おしっこがしたいのか。
さみしいのか哀しいのか。
今こそ本気でらんに寄り添い、知恵を絞るべきですよね、愛する家族なんだから。
らんが眠りにつきました。
辛い中、ほんの少しだけらんに訪れる、ささやかなひととき。
ほんの1週間前までクリスマスの頃は、まだらんは歩けたのです。
足腰弱り切っておぼつかない足取りながらも。
今のらんの足腰の状態ではフローリングは滑りまくり危険です。
滑り止めの靴下と手袋を履かせました。
これも今となっては必要がなくなりましたが。。
この頃は何とか自力で水も飲めていました。（100％ではありません、サポートが必要な時も多いです）
今は捻転発作が激しく、この方向で支えてしか飲むことができません。
起き上がることができないので自分では飲めません。
吸引させる器具を使用したりいろいろ試しています。
老犬介護に困ったらユーチューブ動画に学ぼう
YouTubeには数多くの柴犬老犬・認知症介護の、とてもためになる動画が投稿されています。
わたしも随分勉強させていただきました。
その素晴らしい飼主さんたちのおかげで、あたふたせずに対応できたことは事実です。
しかし、その飼主さんと私には決定的に違うものがあったのも事実。
それは現実から目を背けるな！
本物の愛情を示してみろ!!!
という事だと思います。
私はカッコばかり口ばかりで確かに逃げていた。
私は、らんに対する愛情面で本当の意味での魂がこもってなかった。
らんにも皆さまにも感謝と謝罪しかありません。
シニア柴犬らん「よだれが酷い原因わからず」
シニア柴犬らんは具合が悪くなってからここ数週間”よだれ”が酷くなりました。
医者によると、口内炎や歯石の影響も考えられるとのこと。
歯石はしっかり取り除いて貰ったものの、よだれは一向に止まりません。
違う原因が考えられます。
もっと医者を替えてでも深く追求して治してあげるべきだった。
凄まじい捻転で首が極端に捻じれているにも関わらず、食べます。
私の手から食べます。
食べます！
最後の1粒まで。
きっとらんは頑張って生きようとしていたのだと思います。
よだれとご飯の食べ残しを拭いてあげます。
美人さん台無しだから＾＾
シーツも替えないとね。
さて、少し横になって寝ようか？らん
笑ってるのらん？
辛いのかな。
そりゃ、辛いよね( ;∀;)
足をばたつき激しく捻転。
らんはもはや大人しく寝れることすらできない。
神様らんを何とかたすけてやってください！
姿勢やクッションを工夫しようね。
起きちゃったね。
らんちゃん！
なんて表情なの？
「ありがとう」
って言ってくれてるの？
違うよね。
辛いっ！と訴えているんだよね。
首に負担がかからないよう、よだれで体を汚さないようクッションやシーツでいろいろと工夫はしてますが。
やはり動きたいので、中々うまくポジショニングがとれません。
ごめんねらんちゃん。
何1つ助けてあげられなかった( ；∀；)
らんちゃんごめんなさい。
次回、らんが旅立つことを書かねばなりません。
本日は以上になります。
今回の内容の動画はこちらから↓
「16歳のシニア柴犬らん」らんが寝たきりになりました。（9:100）
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