※このブログは、亡き愛犬らんを偲び、残された動画を元に自戒の念を込めて綴ったものです。
現在の新しいところに引っ越してきて数か月がたちます。
ここの土地へ来てから急速に老化、認知症が進み、前提疾患の症状も出始めています。
らんが大好きだった引っ越し前の我が家は、博多湾を一望できるマンションの11階に位置していました。
当時、初めてらんを引き取りうちへ連れてきた不思議な体験を思い出します。
らんを引き取り、車の後部座席に妻とともにらんを乗せ、我が家につくまで30分。
その間ずっとらんは興奮気味でした。
なにか、うれしくてソワソワしずっと窓の外を眺めています。
今回は、そんならんが初めてうちに来た時の不思議なエピソードからお話しします。
こんにちは、きのじーパパです。
らんは2020年1月9日天国へ行ってしまいました。
らんとの楽しい想い出を振り返りブログに綴っています。
らんのプロフィール
一時はショックから写真も動画も見ることができませんでした。
最近では、不本意に死んでいったらんに少しでも報いるためにも、過去の動画を振り返り反省をしています。
前回の記事⇒「16歳シニア柴犬らんメモリーズ」雨の散歩はイヤ
らんの動画の撮影期間は、らんが虹の橋を渡るまでの1年間と短い期間です。
引越し後の1年間は、らんの老いて具合悪くなっていく辛い姿ばかり見て過ごしました。
今、こうして記事を書き、らんの動画から1枚づつスクショを取り改めて考えています。
1月9日にらんが亡くなってから10か月余りが経ちますが、愛おしさは増すばかり。
私は、動物、ペットに興味があるわけではありません。
ましてや柴犬が特に好きなわけでもない。
柴犬のらんが好きなのです。好きならんがたまたま柴犬だっただけ。
らんちゃん不甲斐ない飼主でした、ほんとうにごめんね。
今回は、らんが初めてうちに来た時の不思議なエピソード話と、散歩途中バテ寝してしまう近況を報告します。
16歳シニア柴犬らん「らんが初めてうちに来た時の不思議なエピソード」
時刻は午後8時頃だったでしょうか。
自宅駐車場に到着、後部座席ドアを開けるとらんは即座に勢いよく外に飛び降りました。
(当時推定13歳、まだまだ足腰元気なようです!)
すると、らんは我々を後に先頭を切り、一目散にエレベーターに続くドアに向かって小走り。
(この時点でけっこう不思議なんですが。。)
らんは迷いなく最初にエレベーターにかけ乗ります。
マンション敷地内は犬は抱っこが原則ですが、当時のらんはまだ狂暴で抱っこはさせてくれません( ;∀;)
11階でドアが開くと、らんは先頭きって飛び出し、迷うことなく右方向へ行き分岐を更に右に右折。
(ここで、我が家玄関方向へ行く順路の選択肢を既に2か所クリア!?)
直線距離にして約20m弱をらんは先頭切って一気に走ります。
そして最も奥の、我が家玄関前でらんはちょこんと座ったのです!
玄関を開けるとらんはすかさず飛び入り、ここでも驚きの行動を見せます。
左へ行くとリビング、右へ行くとお風呂、洗面所、私の部屋方向。
らんは迷わず左へいき、リビングの我々がくつろぐソファーすぐ横の位置へペタンと横寝したのです。
しこたま水とご飯(レタスと鶏もも肉を湯がいた)を食べたら、たった今決まったそこの定置で居眠りを始めました。
狂暴だけど淋しがりな16歳シニア柴犬らん
うちへ来たばかりの当時のらんは狂暴でした。
前の飼主さんが亡くなり、ペットホテルを転々とされ、辛い思いをたくさんしてきたからでしょうか。
人間不信になってる可能性もありました。
妻がタオルケットをかけようとしたら、「ウ~」っと牙をむき出し威嚇します。
前のらんを救い、預かっていた里親さんに噛みつき、手に穴が空いたほどです。
慎重にらんに接しないといけません。
すぐ牙をむくので指1本触れない印象です。
大人しく抱っこされるまで1~2か月はかかりました。
散歩から帰宅後足を拭いたり、オムツを履かせたりも最初は怒って無理でした。
部屋中、ずっと私の後をくっついてきてデスクに座ると、足元の小さなスペースを無理やり占領したり。
このころらんは、よく食べていたのでプクプクと健康そうです。
甘えん坊な反面、気が強くも優しい良い子でした。
散歩途中でバテ寝(老化と認知症が加速、前提疾患も発症し始めてました)
そして、私たち夫婦もらんも、この大好きな環境から引っ越しました。
しかし、新しい土地での生活でらんは急速に衰え始めます。
推定16歳なので、仕方がないかもしれません。
老化と認知症が加速し、前提疾患も発症し始めてました。
朝の散歩では、途中でバテやる気がなくなり座り込み、ついには寝込んでしまう有様です。
私たち夫婦にとっても、精神的に大変な時期でした。
引っ越した新居には、らんがときめくような環境は1つも無かったと思います。
私たち夫婦と同じように。
そうして生活してゆく中、らんの中で希望がどんどん失せてゆき、老化の促進にも繋がったのに違いありません。
一緒に幸せになろうね!
楽しいドライブ行くよらん♪
そんな言葉をかけてあげることも殆どしなかった。
もっともっと、たくさん優しい言葉を毎日かけてあげればよかった。
引っ越したものの、結局らんは1年で天国へ逝ってしまうこととなります。
今更、後悔ばかりの言い訳ばかり並べてもらんは帰ってこないし、喜びもしないでしょう。
読んでるあなたも不快な気持ちになっていることと思います。
誠に申し訳ございません。
こんなボンクラ飼主を、反面教師としてとらえてください。
本日は以上になります。
今回の内容の動画はこちらから↓
「15歳のシニア柴犬らん」散歩途中でバテ寝(2:12))
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