先日、肺がんの疑いがあるという診断から手術のため入院しました。
地元かかりつけ医より、肺癌ロボット手術で著名な先生を紹介いただき、大学病院へセカンドオピニオンし、手術を実施~退院。
手術は無事成功しましたが、なんと翌日「心筋梗塞」を併発し緊急手術追加というアクシデントに見舞われ散々でしたよ~泣

この記事のポイント
- 今回の肺癌が発覚した経緯: 1年半ほど前「狭心症心臓カテーテル」の手術をし、半年ごとに定期検診を実施。2025/2の検診で肺に2cmの影があり肺癌の疑いに。
- 直腸癌手術から9年経過でも転移する??: 当初は原発の癌か肺結核の疑いだったが検査結果結果「転移性」で大腸癌からの転移と結論。
- 心筋梗塞併発の経緯: 今回の手術に備え1週間前から服用していた血液サラサラの薬を2種とも中止にした影響もあったようだ。
- 今後治療の問題点: 血液サラサラの薬と、直腸がんなどの手術とバッティングする。不整脈も多数発覚し、服薬もさらに増加した。
これらをなるべく時系列で詳しく解説します。
直腸癌の術後排便障害や心臓カテーテル(ステント)・心筋梗塞、肺癌などの悩みがある人は参考になるかもしれません。
今回の肺癌が発覚した経緯
今回の肺癌が発覚したのは、心臓カテーテル手術の定期検診からでした。
1年半前、胸が痛く苦しくなり狭心症の治療をしました。
心臓カテーテルでステントを入れ詰まった冠動脈を拡げるという手術です。
結果はよく、当時は嘘のように快適に調子よくなり喜んだものです。
その後3か月~半年ごとの定期健診でレントゲンに影が映りました。
最初は小さかったのですが、2025年2月の検診では直径2cm程度まで大きくなり、肺癌の疑いで要精密検査となったのです。
地元のかかりつけ医より上記循環器の病院とは別の大学病院を紹介してもらいました。
肺癌手術(特にロボット)の権威である有名な先生がいらっしゃいます。
「肺癌の疑い」がある場合の治療選択肢
「肺癌の疑い」がある場合の治療の選択肢としては手術です。
検体を確認し良性なら部分的に摘出。悪性の場合は肺の半分を摘出。
結果として、私の場合原発でなく転移性の腫瘍ということで肺の半分を摘出。
2週間の検査結果においても見立て通り「大腸癌からの転移」ということ。
手術方法
4か所の穴から操作するロボット手術を採用。
手術時間は6時間ぐらい。私に場合転移性だったため2時間ぐらい長かったらしい。
ちなみに術後より一環として痛みはなかった!
人一倍痛がりで、究極のヘタレかつワガママ俺様野郎の自分が言うのだから、優秀な手術だったのは間違いないですw。
入院期間
入院期間は手術から1週間程度の予定。
手術翌日からすぐリハビリが始まりますが、割と動けますよ。
術後の血などを輩出する管が1本。
おしっこの管に、点滴、心電図などが装着されています。

治療の影響でたまたま便秘状態だからまだマシだったけど、不快な便意は相変わらずあるし漏らしそうになっても自由にトイレいけないのがストレスなのだ。
※治療の影響:連日の放射線被爆とCT造影剤は排便障害を悪化させます。
前回のカテーテル手術後も1年間ぐらい肛門科に通いましたし、便秘あけの事故級な大漏らし祭りも今回は輪をかけてひどい状況でした。。
直腸癌手術から9年経過でも転移する!?寛解したんじゃないの??
今回は各医師先生方の見立て「原発」に反し、大腸癌からの転移癌でした。
直腸癌手術、一時ストーマ閉鎖から9年も経過してるのに転移するんだね?
5年経過時点で寛解したんじゃないの??
そんな疑問が私自身正直あり驚いてます。
呼吸器科の担当医曰く、今回は肺半分を摘出し「癌の治療は終了」とは言えるが、そもそも血流によって転移してきた経緯があるから大腸癌の再検査も必要と言えるかもしれない。
とのハナシ。
まぁ、そうだよね。肺だけに転移したという証拠も根拠も無いわけだから。
ただ、大腸癌手術をまたやるのは正直こりごり、マジ勘弁してほしい泣💦
これヘタレの本音です。
肺癌手術は終わって目覚めたとき痛みなど全然感じずむしろ気分が良かった。
しかし、直腸がん手術はストーマ閉鎖時もそうだけどICUで目覚めたときの気分・体調はズバリ
「 絶 望 」
の2文字。翌日もあまりの激痛に一歩も歩けなかったのを未だ鮮明に覚えています。
あと、もし何らかの理由で再手術となったら今度は永久ストーマ(人工肛門)に戻します。
これに関しては別枠で詳しく話しますね。

話を戻しますが、要するに大腸癌手術が5年以上寛解領域で経過していようが私のように肺癌に転移する患者さんは少なくないということ。
※大腸がんの患者の約2%に肺転移がみられ、術後の患者の5%に肺での再発がみられる
search Labs|AIによる概要から引用
油断禁物ですね。
肺癌手術翌日に「心筋梗塞」を併発!その原因とは
なんと、肺癌手術の翌日に「心筋梗塞」を併発してしまいました。
実は、ここ1週間ほど狭心症の発作症状がジワジワ出ていた自覚はありました。
発作はいつも決まって14時前後でじっとしていれば治まっていたのが今回は痛みや苦しさひどくなるばかりで、我慢できずナースコール。
結果、病院にいたことで段取り良くスピーディに治療が進み事なきを得ましたが、いや~きつかった。。2日連チャンの手術も含め。
というのも、今回の肺癌治療に向け手術1週間前より血液サラサラの薬を2種カットしていたのです。
担当医によるとステントが詰まっていたことから、原因要因として今回服薬の中止による影響も否めないとのこと。
私は以前は医者も薬も全然信用していなく、高脂血症の薬など全く服せず放置していたのです。
それが昨年、狭心症による地獄の苦しみを味わうことにより、治療と服薬の重要性を思い知ることになります。
とはいえ、不整脈の薬も増え、服薬は12種に。
多いなぁ。。
当然、入院期間も1週間伸びました。
体調的にも4月8日退院で良かったです。
病院食は美味しかったが食欲は無し
病院の食事は美味しくいただけました。
味は薄いですが、全然いけます。
ただ、ずっと食欲はないんですよね。
原因はわかりません、直腸癌~肺癌、心筋梗塞いずれかに要因があるのでしょうか。
今後治療の問題点
今後の治療の問題点としては、やはり血液サラサラの薬を3種も服用していることの弊害です。
今回、大腸癌からの転移で肺に腫瘍が血流にのってきたわけですよね。
他の臓器への転移は未確認ですので、直腸癌の検査を大腸カメラからやり直す必要もあるかも。
そうして手術となった場合、また同じ懸念があるのです、血液サラサラの薬をやめることによる心筋梗塞の弊害問題。
血が止まらない、止めれば心筋梗塞。
悩ましいところですよね。
残り少ない人生ですが、やり残したこともたくさんあります。
永久ストーマの件も手術に耐えられるうちに何とかしないとね。
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